水上バス「クルーズ名古屋」に乗船してみたい
この1月の3連休(令和2年)の最終日、とても暇だったので水上バス「クルーズ名古屋」乗船を計画してみました。「クルーズ名古屋」は以前より気になっており、橋の上で船を見掛けると「いつかはオレも乗ってやるぜ」と熱い眼差しを注いでいました。
さて、今回の計画はこうです。
水上バスの時刻表を調べると、ちょうどいいのが金城ふ頭から出発する13:35発の水上バス。これで「金城ふ頭」から「ささしまライブ」へ北上するコースに決定しました。時間を逆算して、家を出発したのが12時少し前でした。
水上バス「クルーズ名古屋」とは
「東洋一の大運河」と呼ばれ、以前は水運としての役割が大きかった中川運河。
現在ではカヌーなど水上スポーツの場や芸術イベントの会場として親しまれています。昔も今も名古屋で愛されている中川運河を航行する、クルーズ名古屋。水面から名古屋駅のビル群を一望できる「ささしまライブ24地区」やパナマ運河をプチ体験できる「中川口通船門」、開放的な名古屋港などの風景をお楽しみいただけます。
名古屋の人気観光スポットをつなぐクルーズ名古屋。名古屋駅からほど近く、ショッピングやグルメを楽しめる「ささしまライブ」からレゴランド®・ジャパンがある「金城ふ頭」まで最短60分♪。また、その道中には温浴施設「キャナルリゾート」、大型ショッピングセンターららぽーとがあるスマートタウン「みなとアクルス」、「名古屋港水族館」などもあり、様々な観光スポットを移動できます。
1日で名古屋を遊びつくしたい方にピッタリ★
【公式】クルーズ名古屋
出発地点の「金城ふ頭」まで
太陽は真上の12時前に家を出発。この運河を上がって来ます。
まずは歩いて、あおなみ線の荒子駅まで。
あおなみ線に乗るのはこれで3回目。あおなみ線も名古屋駅(その次の駅が「ささしまライブ」)から「金城ふ頭」までで、水上バスに比べると時間もお金も節約できる交通手段となっています。終点の「金城ふ頭」まで乗るつもりでしたが、乗船まで時間が余りそうだったので、一つ手前の「野跡」で降りて、3Km強をウォーキングしました。するといい時間に乗船場に到着しました。乗船場はあおなみ線「金城ふ頭」駅から徒歩2分くらい南へ行ったところにありました。
乗船手続きしていると、船が入って来ました。乗客は15人ほど降りてきました。出発5前になり、我々の乗船が始まりました。乗客は私を含め8人でした。
乗船して出発
船はと言うと、このような感じです。モーターボート系な54人乗りタイプ(東山ガーデン1)で、別に屋形船系な19人乗りタイプ(加藤清正・前田利家)もあるようです。しかし、今回乗ったこの船、手すりにもたれ掛かったら、海に転落すること間違いないでしょう。クルーも緩い感じでした。<
この辺りだったでしょうか。「スナメリが泳いでますよ」とクルーのおじさん。よーく目を凝らすと、あのイルカ独特の泳法で泳いでいるのが見えました。なんかとても感動してしまったのはなぜでしょうか…。いつもスナメリが見える訳ではなく、見えるのは運がいいとのことでした。スナメリとはネズミイルカ科スナメリ属に属する小型のイルカのことです。
真ん中(黒山の左の塔)にあるのが、名古屋市認定地域建造物資産である10号地灯台です。アメリカ軍機の攻撃を受け、その弾痕跡が残っています。現在は立ち入り禁止で、海上からしか見られません。
中央のビル群が経由地のガーデンふ頭です。
南極観測船ふじのすぐ近くに、ガーデンふ頭の乗り場があります。
今回のメインイベントと思っていた中川口通船門。水位差がある名古屋港と中川運河を水位を調節する閘門で、水門で仕切られた閘室(こうしつ)内で水位を調整するパナマ運河と同じ仕組みが体験でき、ここの使用料は1回800円だそうです。しかし、体験はどうってことなかったです。以前、上から眺めていたことがありますが、見ている方が楽しかったです。
名古屋のビル群が近づいてきました。
最近できた人気の「バーミキュラ ビレッジ」のレストラン。帰りに前を歩いて通りましたが、なかなかお洒落な感じでした。今のところ、かなりの人気スポットみたいです。
約1時間半のクルーズも終了。「ささしまライブ」に到着しました。
まとめ
乗ってみて気付いたことに、見慣れている中川運河ですが名古屋市の再生計画が着々と進んでいることを実感しました。運河沿いにきれいな歩道が整備されたり、新しいお店ができたりしています。できれば後は水質改善でしょうか。海から運河へ入ったとたん、水の色が茶色くなりました。料金はちょっと高いと思われた1500円(全区間)ですが、1時間半も船上からの眺めが楽しめ、終わってみれば「高くはない」と思えました。
あまり体験することのない水上交通であり、金城ふ頭方面へお出かけの際は、行きか帰りにこの「クルーズ名古屋」を使ってみるのも、一度くらいはいいのではないでしょうか。
これから乗船しようと思われた方への注意点として、運航ルートの時刻表の最新版を必ずチェックすることです。季節や曜日により、かなり運行状況に変更があるようです。
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