エブリイの購入時から考えていた天井の防音と断熱対策でしたが、ほぼ一年経過してやっと作業ができました。作業に不向きな夏と冬を敬遠していたのと作業の面倒臭さから、この時期(ゴールデンウィーク)を予定していたのです。
防音対策には「Amazonベーシック 車載用防音シート 37×25cm 10ピース」という商品(昨年の6月初旬に購入してました)を90枚にカットして使用しました。断熱にはエンジン回りの断熱でも使用した6mm厚の断熱材を使用しました。
なにが一番大変だったかというと、天井カバーの戻しでした。それまでの作業で疲れがピークに達した老体には、この作業が一番堪えました。2人での作業ならどんなに楽だっただろうと思います。
まずはオーバーヘッドシェルフの取り外しです。一番の難関だと思われたこの部分も画像のようにしたらすんなり外れました。
そしてサイドの目隠し蓋が付いたこの部分も上の部分に内張はがしを差し込めば簡単に外れました。
事前調査で出てこなかったのが、スズキセーフティサポート用のスピーカーと思われる物の対応でした。私の場合その存在を知らなかったので、オーバーヘッドシェルフを取り外した時に、引っ張られて強制的に外れてしまいました。ここは画像(下)の赤四角のところが取り外し可能なので、事前にスピーカー(?)を取り外しておきます。
オーバーヘッドシェルフを取り外したら、天井カバーを取り外します。思っていたより天井カバーが大きくて退避場所に困ったので、隣に停めてあるルークスの天井の上に置きました。そして取り外したのがこの状態です。左右にぶら下がっているのは、右側はリアのウォッシャー液のホースで、左側が電気配線です。
防音シート(5㎝×9㎝にカット)を適当に配置しました。天井を拳で叩いてみると、鉄板特有の「カンカン」から「ボンボン」という音に変わりました。これで大雨の時のバチバチ音から解放されそうです。
防音シートの下に断熱材を貼り付けました。この断熱材の営業さんからは隙間なく接着するより、空気層を作るために接着部分はなるべく少ない方が良いと言われているので、両面テープはほんの数か所で使っているだけです。この断熱材は効果バツグンなので夏が楽しみです。
最後に天井カバーを戻した訳ですが、先に書いた通りです。全体的に上を向いてする作業ばかりになので、気持ち悪くなります。私は2度ほど30分くらい寝て休憩しています。午前9時くらいに始め、夕方6時くらいまで作業は掛かりました。できることならもう2度としたくない作業です。
2024/5/8追記
ゴールデンウィーク後半の天気の良かった3日,4日でしたが、暑くなっていそうな車内に乗り込んでも思っていたより暑くなっておらず、クルマを運転していても昨年とは違うと感じました。ただまだ5月なので、盛夏になってからどうなるのか、楽しみであります。
2024/5/12追記
防音の効果ですが、通常走行時の社内の騒音もかなり減っているように感じます。天井だけ施設しただけですが「カチッ」とした感じがし、ボディ剛性が上がったかのようです。
2024/7/30追記
連日の37℃越えの名古屋ですが、断熱に関してかなりの効果があるように思われます。これは未施工のエブリイと同じ条件でテストしている訳ではないので「思われます」という感想になりますが、温度計を使って本格的にテストをしたいくらいです。
リンク
0 件のコメント:
コメントを投稿