私的評価
映画『ねことじいちゃん』を観ました。レンタルDVDでの鑑賞です。
柴咲コウさんと、ネコちゃんたちだけを見る映画かな。柴咲コウさんも、いい感じでお歳を召されています。エンドロールを観てて、「佐久島」なる文字を発見しました。そうです、あの美しい島は、我が愛知県の佐久島でした。
★★☆☆☆
作品概要
監督は岩合光昭。脚本は坪田文。
原作はねこまきの「ねことじいちゃん」。
製作は深瀬和美、永井拓郎等。
出演は立川志の輔、柴咲コウ、柄本佑、田中裕子、小林薫です。
2019年の日本映画です。監督は、日本人のとしては初めて『ナショナルジオグラフィック』誌の表紙を2度も飾った岩合光昭さん。この映画は、初監督作品となります。
作品の紹介・あらすじ
累計発行部数35万部を超える大人気コミック「ねことじいちゃん」(KADOKAWA刊)が待望の実写映画化。メガホンを取るのは動物写真家・岩合光昭。岩合監督にしか撮れない猫たちの表情や島の美しい風景とともに、そこに暮らす人々をユーモラスかつ繊細に描き出しました。主人公の大吉さんには岩合監督からの「志の輔さんしか考えられない」と熱烈オファーを受けた落語家・立川志の輔。共演には柴咲コウをはじめ、小林薫、田中裕子、柄本佑、銀粉蝶、山中崇、葉山奨之など人気・実力を兼ね備えた俳優陣が集結。そしてもう一人の主人公、猫のタマ役は、100匹以上のオーディションから抜擢されたベーコン。まあるい体にふてぶてしい表情、志の輔師匠との息の合った動きなど、観る者の心を奪う熱演(?)は必見です!
あらすじ
2年前に妻に先立たれ、飼い猫のタマと暮らす大吉、70歳。毎朝の日課はタマとの散歩、趣味は亡き妻の残した料理レシピノートを完成させること。島にカフェを開いた若い女性・美智子に料理を教わったり、幼なじみの巌や気心知れた友人たちとのんびり毎日を過ごしている。しかし友人の死や大吉自身もいままでにない体の不調を覚え、穏やかな日々に変化が訪れはじめた矢先、タマが姿を消して――。
一人と一匹、生まれ育ったこの島で、共に豊かに生きるために下した人生の選択とは――?
オフィシャルサイト
感想・その他
監督の岩合光昭さんと言えばネコ。NHKの「世界ネコ歩き」はよく観ます。ネコを撮影させたら、ムツゴロウさん以上ですね。出てくるネコの大半はポッチャリ系で、これが可愛いのばかり。そして人間顔負けの演技を熱演します。我が家の二匹のネコなんて、家族以外の人間には姿を見せません。インターホンが「ピンポーン♪」と鳴るとスッと飛び起きて二階へ一目散です。その点、この映画に出てくるネコちゃんたちは素晴らしい。とくに堤防で夕日を眺めるじいちゃんに寄り添うタマの演技は、とても感動的でした。
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