泌尿器科へ
突然のように痛み出し左側陰嚢付け根(左脚付け根)。2,3日するとオシッコの出が悪くなり違和感も発生しだし、一週間後にはオシッコを出す時の痛みと肛門辺りにも違和感を感じるようになりました。
インターネットを調べると不安が増大するばかりで、行きたくないけど泌尿器科を受診することにしました。受診準備として、ウンチをひねり出し、ウォシュレットで念入りに肛門を洗い、ポコチン(陰茎)をウェットティッシュで拭き、そしてパンツを新しいのにしました。行きたくない理由はアレですよ。下着を脱がなくてなならないことと、触診ってのをするかもしれないこと…。
病院にて
医師に上記のことを話すと「前立腺だな」と言われ、前立腺がんの検査を受けているか聞かれました。一昨年前に受けて異常なしでしたが、PSAの数値を聞かれても覚えはまったくありませんでした。検尿、採血、それから恐れていた前立腺の触診が始まりました。前立腺とは
よく聞く「前立腺」という言葉ですが、私はポコチンの尿道に周りにあるモノと思ってましたが、実際は膀胱の真下に付いている臓器でした。トムセン少佐さんによるイラストACからのイラスト
前立腺(ぜんりつせん、英: prostate)は、器官の一つで、男性のみに存在する生殖器。膀胱の真下にあり、尿道を取り囲むかたちで存在、精嚢が隣接。クルミほどの大きさで、重さは数十グラム。女性器におけるスキーン腺に相同である。また、前立腺小室(男性子宮)は同様に子宮に相同である。
前立腺の役割については、まだ解明されていない部分が多く、主な働きとしては前立腺液の分泌。精嚢から分泌された精嚢液を精巣で作られた精子と混合し精液を作り、射精における収縮や尿の排泄なども担っている。同時に、膀胱側の尿道を狭くして、精液が膀胱側にいかないように調整を行っている。
Wikipedia(前立腺)
前立腺触診の始まり
そして、とうとう前立腺の触診です。ベッドに仰向けに寝かされ、ズボンとパンツを膝まで降ろし、砕石位(仰向けに寝て、両脚を上げて開脚し、膝を曲げた状態)にさせられました。先生は気にしていないとは思いますが、初体験の私にはとても恥ずかしいポーズです。
先生は手袋をして、潤滑剤らしきものを塗って、有無を言わせず私にグニュっと入ってきました。多分、私は体を硬くしたのでしょう。先生は「楽にして」と言われました。考えていたような痛みは全然ありませんでした。ただ、前立腺を触られた時にはオシッコが漏れそうでした。通常、前立腺に異常がある場合、触られるとかなり痛いそうです。私の場合、痛みはなく、多分軽度な前立腺炎とのことでした。
その後、超音波で検査するため、横向きに寝かされた側臥位から、機器を肛門より挿入されました。この超音波検査でも問題なしとのことでした。
その後
処方された薬は、「レボフロキサシン」と「ランツジールコーワ」の二種類。良くなったような、そうでもないような感じで一週間経過しました。血液検査した「前立腺特異抗原PSA」の数値は1.0ng/mLでした。PSA(前立腺特異抗原:prostate specific antigen)検査とは、もっとも精度が高く、簡単に行うことができます。PSAとは前立腺に特異的なたんぱく質の一種で、健康な時にも血液中に存在しますが、前立腺がんが発生すると、PSAが大量に血液中に流れ出すそうです。
このPSA値や直腸内触診、そして超音波検査でも、前立腺がんではないことが確認され、一安心です。因みにPSA値は、50~64歳では3.0ng/mL以下なら大丈夫だそうです。
今現在は完治状態には程遠く、左側の陰嚢やポコチンに出来物が発生し、それが非常に痛い状態です。先生に見せても様子見と言われている状態で、今度は皮膚科に行こうかと迷っています。
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