私的評価
映画『MEMORY メモリー』を観ました。Amazonプライムビデオでの鑑賞です。
認知症を発症した殺し屋の物語です。仕事の依頼は、忘れる前に腕に内容を書き込んでいる始末です。しかしそんな主人公ですが、チームで活動するFBIや警察より仕事が早く、そして情報収集力が凄いんです。認知症を発症しているのに…。とにかく病気を感じさせないすばらしい行動力で、人身売買組織の黒幕を暴いていくのです。逃げ果せた思われた悪い人間も最後には成敗され、スッキリ観終えることができました。
★★★☆☆
作品概要
監督はマーティン・キャンベル。脚本はダリオ・スカーダペイン。
製作はキャシー・シュルマン、モシュ・ディアマント、ルパート・マコニックほか。
主演はリーアム・ニーソン、その他出演者にガイ・ピアース、モニカ・ベルッチほか。
2023年5月公開のアメリカのアクション・スリラー映画です。ジェフ・ヒーラールツの小説『De Zaak Alzheimer』が原作で、これを映画化した2003年のベルギー映画『ザ・ヒットマン』のリメイク作品となります。
作品の紹介・あらすじ
解説
『ブラックライト』などのリーアム・ニーソンが主演を務めるアクション。自身の信念に反する依頼を放棄したアルツハイマー病の殺し屋が、人身売買組織が関与する陰謀に巻き込まれる。メガホンを取るのは『ザ・フォーリナー/復讐者』などのマーティン・キャンベル。『インファーナル・マシーン』などのガイ・ピアース、『オン・ザ・ミルキー・ロード』などのモニカ・ベルッチらが共演する。
あらすじ
アレックス(リーアム・ニーソン)は、すご腕の殺し屋として裏社会で名をはせてきたが、アルツハイマー病を発症して依頼の詳細を覚えられなくなってしまう。引退を決意して最後の仕事に臨む彼だが、ターゲットが少女だと知り、契約を破棄する。子供だけは守るという信念を貫いてきたアレックスは、依頼の背景を独自に調査するうちに、財閥や大富豪を顧客とする巨大人身売買組織の存在を知る。
シネマトゥデイ
感想・その他
以前にも書きましたが、ハリウッドスターの高齢化が深刻です。若手のスターが出てこないので、20年30年前のスターが、今なおアクション映画の主人役で頑張っている状況です。この映画のリーアム・ニーソンも御年71歳(2024年5月現在)で、認知症を発症している役柄です。あのブルース・ウィリスは69歳で、失語症のため俳優業を引退しました。若手だと思っていたトム・クルーズでさえ61歳で、まだ自前でアクションをこなすそうですが、よく見ると顔の皮膚は弛んでいて垂れ下がっているのです。このままではハリウッドのアクション映画の行く末が心配で、気が気ではありません。今のところまだ頑張っているジェイソン・ステイサムでさえ56歳なのです。リンク
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