私的評価
Amazonプライムオリジナルドラマ『ジャック リーチャー ~正義のアウトロー~』シーズン2を観ました。シーズン2は全8話、Amazonプライムビデオでの視聴です。
シーズン1の感想で「主人公役のアラン・リッチソンという役者に魅力を感じないんですね。体の作り過ぎで、ただの筋肉野郎で、全然知的に見えないんです。これは吹替え版がダメだったのかもしれませんが、セリフも陳腐で臭い。そのあたり、とても残念に思えました」なんて感想を書いていました。しかし、今作を観てみるとアラン・リッチソンがなかなか良く見えるんです。ちょっとシャープになっているようにも見え、その辺りが以前のイメージを打ち消したかもしれません。
ただやはり、主人公ジャック・リーチャーが無双過ぎて、もう少しハラハラ・ドキドキ感が欲しいところです。でも、なんだかんだ言っても面白く、シーズン3も必ず観たいです。
★★★★☆
作品概要
監督はサム・ヒル、オマール・マダ、キャロル・バンカー、ジュリアン・ホームズ。原作はリー・チャイルドの小説シリーズ『消えた戦友』。
製作総指揮はニック・サントーラ、リー・チャイルド。
製作はスカイダンス・テレビジョン、Amazonスタジオほか。
出演はアラン・リッチソン、マリア・ステン、セリンダ・スワン、ショーン・サイポス、ドメニク・ランバルドッツィ、フェルディナンド・キングズレー、ロバート・パトリックほか。
2023年12月よりAmazonプライムビデオで配信された、アメリカの犯罪スリラードラマです。すでにシーズン3の製作が発表されています。元アメリカ陸軍憲兵隊捜査官で、鍛えあげられた肉体と類まれなる捜査能力を発揮するジャック・リーチャーの活躍を描きます。
作品の紹介・あらすじ
かつての憲兵隊時代の仲間が次々と殺され、リーチャーは生き残った仲間であるニーグリー、ディクソン、オドネルと合流して調べる。政府との契約で、あらゆる航空機を打ち落とせるミサイル"リトルウィング"を開発するニュー・エイジ・テクノロジー社が関わっており、行方不明の仲間スワンがその警備部にいることを知る。同じイニシャル"A.M."で様々な偽名を使い分ける謎の男が警備部長ラングストンと組み、650発のリトル・ウィングを奪ってテロリストに横流ししようとしていることを突き止める。仲間たちはスワンを疑うも、リーチャーは信じる。協力したニューヨークの誠実な警官ルッソは殺され、ディクソンとオドネルは捕らえられる。リーチャーとニーグリーは、リトル・ウィング開発を援助したラヴォイ上院議員の力を借りて仲間を解放するも、スワンは殺されたと知る。A.M.やラングストンを殺してミサイル横流しを阻止し、ラヴォイの裏切りも見破って逮捕させる。リーチャーはミサイルの代金の6500万ドルを横取りし、犠牲者の遺族と仲間たちに贈るも、自分はバスで放浪を続ける。
Wikipedia(ジャック・リーチャー -正義のアウトロー-)
感想・その他
悪者シェーン・ラングストンを演じたのがロバート・パトリックという俳優ですが、なにを隠そう彼はあの1991年公開の映画『ターミネーター2』で無敵のT-1000役を演じていた俳優でした。T-1000役の時は20代後半で現在は61歳(2024年1月現在)ですが、つくづく「老い」って嫌だなと思います。T-1000役で一躍有名となったロバート・パトリック。Wikiによればこの役に選ばれたきっかけは、テロリストの1人として出演した映画『ダイ・ハード2』だったようです。ブルース・ウィリスに殺されるというまあまあの役どころのため、映画『ターミネーター2』の関係者の目に留まったのでしょう。しかし、本当にT-1000の不死身さは強烈でした。旧型のターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)になんど破壊されても元通り、最後は溶鉱炉の中で断末魔の叫びを発し溶解しまた。私の中ではこの2が一番の『ターミネーター』映画です。それもこれもT-1000を演じたロバート・パトリックの端正な顔立ちとT-1000の不気味さのギャップ、そのためだと思ってます。
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