昨日の夕方から始めたステアリングの交換作業。暗くなる前に完了したかったのですが、いろいろあり昨日は途中で作業を止め本日完了となりました。
私がクルマを乗り始めた頃は、"ハンドル交換"が定番でした。当時はエアバックも無く簡単に交換できましたが、今は調べれば調べるほどいろいろとあり面倒そうでした。しかし、ちょっとしたことさえ守れば、あまり心配せずに交換することができました。
交換後に30Kmほど乗りましたが、やっぱり良いですね。路面から伝わるダイレクトな感覚、そして何と言っても当時を思い起こさせる懐かしさとワクワク感。もう最高です。
ただ、キレイに思えたこのMOMOのステアリングですが、明るい外で見ると30年という歳月を感じさせます…。
ステアリングボスは、HKB SPORTの"OU-232"を使いました。HKBで言うと、本当は"OU-248"というエアバック対応のボスがDA17Vのエブリイ用となりますが、これが7000円くらいするんです。ただエアバック未対応の2000円の"OU-232"を加工すれば、DA17Vにも使用できるとのこと。もちろん私には"OU-232"の一択でした。
緑色の線(ホーン用)が出ている部品を、接着剤を温めて取り外しました。
⇒この"OU-232"ではEPSエラー(舵角センサー異常?)が発生したので対処しました(2023年7月29日)。
ハンドルを手前に持ってきたいので、2㎝のスペーサーと1㎝のアジャスタースペーサーを購入しました。
大体ステアリングを購入するとハンドルのセンターがズレますが、アジャスタースペーサーがあれば9度の範囲でハンドルの位置が調整できます。
エアバック対応のボスには、エアバックキャンセラーという部品が入っていますが、"OU-232"には入っていないので自作します。エアバックキャンセラーとは、エアバック警告灯を表示させなくするために必要となるものです。エアバック警告灯が点いていると車検に通らないそうです。
それに必要なのが5w 2Ωの抵抗です。私は電気に疎いですが、この部品さえあれば大丈夫みたいです。
キャンセラー1号。なぜか手持ちしていたガラス管タイプの10Aヒューズに半田付けしています。
キャンセラー1号の半田付けが心配なので、キャンセラー2号を作成しました。
ホーンとエアバックのヒューズと取り外して作業を開始しました。本当はバッテリーのマイナスを外します。
DA17Vのエブリイの場合、ここにマイナスドラーバーなどを突っ込みエアバックを取り外します。
エアバックが外れたら、エアバックの配線(黄色)とホーンの配線(緑色)を取り外します。
取り外したエアバックは裏面を下にして置くのが正解です。この置き方はNGだそうです。
ハンドルを取り外しますが、センターボトルは取り外さないこと。ボルトを取り外してハンドルを引っ張ると顔面をハンドルで強打します。私はやったことがあります。
ボルトもハンドルも、新車のためかさほど力を込めなくても取り外せました。
ホーンの配線もエアバック対応のボスには付属しているようですが、"OU-232"には付いていません。エブリイのホーン配線ではMOMOのホーンボタンに取り付けができないので、"OU-232"で取り外した部品のホーン配線とエブリイのホーン配線を合体させました。
エアバックキャンセラーは安心の2号を使用しました。
土曜の作業はここまで。
翌日の今日、最初に行ったのはエアバックのヒューズを元に戻したこと。キャンセラーが上手く機能しているか確認します。
ちょっとだけ心配していましたが、あっけなくエアバック警告灯は消えました。
2㎝のスペーサー無しでテスト走行。やはりハンドルが左に若干ズレていました。
アジャスタースペーサーで調整し、2cmのスペーサーも取り付けて作業完了です。
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2 件のコメント:
エアバックキャンセラーという部品を自作したりと、マニアックな試みですね
結局、エアバックを撤去しても、車検に問題ないようにハンドル交換に成功したということですか
お気に入りのレーシングハンドルでの疾走は何物にも代えがたい高揚感に満たされる瞬間なんでしょうね
改造成功おめでとうございます!
ロートレーさん
コメントありがとうございます。
見よう見真似でやってます(;^ω^)
キャンセラーは無事に機能しています。
実はこの後にESPエラーが出て慌てました。
バッテリー端子を外したりして対応しましたがダメで、ディーラーに電話しようとしましたが次の日にはエアーが無くなっていました。
もうちょっと様子見しますが、最近のクルマは電子制御されていて何かと面倒です。
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