爪の割れに悩む(50代後半男子)
ここ数年、爪の割れに悩んでいます。服に引っかかったりして気付くことが多いのですが、そうなると気になって仕方ありません。爪切りで可能な限り割れを排除したりヤスリで整えたりしますが、また割れたりしてしまいます。どの指の爪がよく割れるということでもなく、10本の指全部で発生します。
どうして爪が割れてしまうのか。この原因はなんなのか。少しばかり調べてみました。本当のところは皮膚科なりで受信しないと分かりませんが、自分的に結論は出しました。いわゆる老化(エイジング)現象です。
爪が割れる原因とはなにか
爪が割れる原因を調べると、爪に縦線が入る症状の「爪甲縦条(そうこうじゅうじょう)」と、爪が割れる(欠ける)症状の「爪甲縦裂症(そうこうじゅうれつしょう)」という言葉が出てきました。爪甲縦条(そうこうじゅうじょう)とは
爪甲縦条とは、爪に縦線(筋)が出ることで、一般的によくみられる症状です。原因は主に加齢で、若いころは目立ちませんが、50代頃から目立つようになります。爪の一番上の層に縦方向の繊維が走っていますが、これが目立つようになるようです。心配する必要はないようですが、進行すると爪が縦に割れやすくなるとのことです。爪甲縦条の原因として考えられるのは、この三つとなります。
(1)老化現象による爪の水分不足
(2)乾燥による爪の水分不足
(3)体の内的要因(栄養状態やストレスなど)
爪甲縦裂症(そうこうじゅうれつしょう)とは
爪が割れることを「爪甲縦裂症(そうこうじゅうれつしょう)」と言います。爪の根元まで割れる症状と爪の先端のみ割れる症状の場合があります。原因として挙げられているのが、水分不足(乾燥)や爪の主成分であるタンパク質「ケラチン」の不足、そして爪の根元の腫瘍が原因である可能性も考えられるそうです。私の爪の割れる原因は?
これら二つの主な原因は、水分不足ということで加齢による老化現象が一番に考えられそうです。加齢による老化現象、これは如何ともし難い感じです…。私の場合、爪甲縦条の進行が原因の「爪の割れ」が、一番考えられます。ほとんどの指の爪に爪甲縦条が発生しております。とくに親指と小指が目立っています。また、割れの下には間違いなく縦筋が入っており、縦筋の先端から割れてきているようです。
爪割れを予防するには
加齢による老化現象…、それでもこの爪の割れをなんとかならないのか。それには爪甲縦条になる原因で挙げた三つをなんとかすることでしょう。(1)老化現象による爪の水分不足への対応
爪を形成するケラチンは水分を含む繊維状の細長いタンパク質です。加齢による老化で保水力が下がるのは致し方ないとも言えます。肌や爪の角質細胞の間を埋める「細胞間脂質」の50%を占めるのが水分保持機能を持つのは「セラミド」ですが、50代では20代の約半分にまで減少するそうです。しかし、そこであきらめるのではなく、爪の保湿ケアを行いましょう。市販のネイルオイルやハンドクリームを使うことで、爪の水分不足を解消させることが期待できます。
(2)乾燥による爪の水分不足への対応
これも(1)と同じで、手や爪の保湿に気を付けましょう。手全体を保湿することにより、爪のしなりを受け止めてくれる柔軟性のある皮膚になり、爪が割れてしまうことも激減します。皮膚が保湿されることで、縦線ができにくくなり、柔らかくて強い爪に変えられます。(3)体の内的要因(栄養状態やストレスなど)への対応
不規則な生活やストレスは、体に悪影響を及ぼすことはよく知られています。睡眠不足が続いたり極端な栄養の偏りは、体の一部である爪にも悪影響を及ぼします。とくに鉄分や亜鉛の不足に注意が必要ですが、偏りすぎずバランスのいい食事を摂ることが大切です。
0 件のコメント:
コメントを投稿