エブリイ（DA17V）　敦賀ドライブ

秋分の日の振替休日であった23日は、妻を誘って敦賀までドライブしてきました。前日、「美味しいものを食べに行こう」と断られるのを覚悟して誘ってみましたが、一緒に行ってくれることになりました。
舞鶴を目的地として出発しましたが、食事に寄った「日本海さかな街」でテンションダウンして、そのまま敦賀でドライブ終了とし名古屋へ帰りました。全て下道で片道3時間、往復で230Kmほどでした。

「日本海さかな街」には11時ごろ到着しました。お昼時で賑わっているかなと考えていましたが、クルマの台数と建物内の人数から考えてもとても賑わっているようには見えず、どちらかと言うと「寂れている」感じでした。クルマのナンバーも他県ばかりで、観光客目当ての商業施設って感じです。また海鮮・海産物店を覗くとセールスが鬱陶しいので、そういうお店の前は足早に通り過ぎることに。食事の方もいたって普通でした。

さて、今回の私の密かな目的は、護衛艦の見学と柳ヶ瀬隧道の通過でした。護衛艦の見学はダメになりましたが、柳ヶ瀬隧道は帰りに通りました。それは11年前の2013年9月。湖北から若狭湾へのサイクリングの時に、自転車でこのトンネルに突入してしまったのです。時間差の片側通行のこのトンネルは、長さが1.3Kmもあり自転車では途中で対向車が来てしまうのです。この時は本当に肝を冷やしましたが、クルマで通ってみると思いのほか明るくて走りやすかったので驚きました。


当時の写真

このトンネルがある福井県道・滋賀県道140号敦賀柳ヶ瀬線はかつての日本国有鉄道北陸本線（鉄道営業末期は柳ヶ瀬線）の旧ルートを踏襲しており、鉄道路線時代のトンネルが現在もそのまま使用されている。この柳ヶ瀬トンネルは単線トンネルであったため、車一台分ほどしかない幅員と距離の割りに少ない灯火のせいでかなりの圧迫感があり、地元では「お化けトンネル」とも呼ばれている）。かつてはトンネル内で対向車と鉢合わせになった場合、トンネル内に二箇所ある離合箇所までどちらかがバックしなければならなかったが、現在は両入口に信号機を設置して交互通行となった。なお、大型車、自転車などの軽車両、歩行者の通行はできない。
ちなみに北陸自動車道のトンネル長は上りが1,320m、下りが1,270mである。
鉄道トンネル時代の1928年（昭和3年）12月6日　勾配の続く山岳トンネルであった故に機関車の空転により走行不能となった蒸気機関車の噴煙がトンネル内に充満した北陸線柳ヶ瀬トンネル窒息事故があり、複数の乗務員が死亡する事故が起きている。

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