私的評価
Amazonプライムオリジナルドラマ『弁護士ビリー・マクブライド』ファイナルシーズンを観ました。ファイナルシーズンは全8話、Amazonプライムビデオでの視聴です。
Amazonプライムオリジナルドラマとしては、とてもお気に入りだった『BOSCH/ボッシュ』に続いて、それ以上にお気に入りだったこのドラマも、今シーズンをもって終了となりました。『BOSCH/ボッシュ』ともども長く続いて欲しいと思えるドラマでした。
シーズン1とファイナルシーズンは、特に面白かったと思います。ドラマ『半沢直樹』と一緒で、耐えに耐え最後に大逆転するドラマは面白いです。
★★★★★
作品概要
監督はビリー・ボブ・ソーントン、ローレンス・トリリング、デレク・ヨハンセン。製作はローレンス・トリリング、ガイヤー・コジンスキー、ジェニファー・エイムズほか。
出演はビリー・ボブ・ソーントン、ニナ・アリアンダ、タニア・レイモンド、ブルース・ダーンほか。
『弁護士ビリー・マクブライド』(原題:Goliath)は、Amazonビデオによるアメリカの弁護士テレビドラマシリーズです。ビリー・ボブ・ソーントンが主演を務めます。ファイナルシーズンは2021年9月に放送されました。
作品の紹介・あらすじ
サンフランシスコを舞台とし、ビリーは巨大な製薬会社を相手に薬害訴訟を闘う。パティは大手弁護士事務所マーゴリス&トゥルーに勤め、オピオイド系の鎮痛剤トリマドンの強い依存性をめぐって巨大製薬会社ザックス社、ティリンジャー社、ラッセル社相手の訴訟を扱う。事務所の共同創業者の一人で、娘を依存症で失ったトム・トゥルーはザックス社を憎んで追及するが、何者かに襲撃されて失踪する。銃傷から回復したビリーが、亡き創業者の娘でもう一人の代表であるサム・マーゴリスに呼ばれて代理となりチャイナタウンに滞在する。近所に住むフランクと知り合いになる。ビリーはしばしば西部劇の街ハドリービル、父、そして娘デニスの幻を見る。
難病を患うサムは事務所の負債に悩み、密かに3社と通じて和解金と顧問契約を得る代わりに、裁判を回避して3社の不利な情報を隠蔽しようとする。ビリーは同僚のロバート・ベッテンコートやパティらとともに交渉し、やすやすと多額の和解金を得る。パティは望み通り事務所のエクィティ・パートナーに選ばれる。失踪中のトムはビリーに会い、25年前にザックス社が、クーパーマン・マクブライド時代のビリーの顧客であったため、利益相反によりザックス社を裁判で追及できないことを知らせる。サムがビリーを罠にかけるため、友人であるパティを雇ったことが分かる。その後トムはロバートにメッセージを残している間に、襲われて殺される。
ザックス社の経営者ジョージは、かつて会社から追放した兄で創業者のフランクの娘で、開発部門を率いるケイトに、製品の強い依存性について警告されるも無視する。ケイトは父親代わりだったジョージへの愛と良心のはざまで悩み、ビリーに依存性のことを教える。ジョージはケイトを解雇する。
ビリーは罠にかけられたことを知る。法廷では突然に和解の無効を主張し、事務所を解雇される。聴聞会にかけられて弁護士資格を停止されるが、25年前にザックス社に自分が欺かれていたと主張する。州司法長官はこれを聞き、和解を破棄して裁判を続行するようサムに求める。ブリタニ―がシカゴからサンフランシスコにやって来てビリーを助ける。ビリーはドナルド・クーパーマンに頼み、25年前のデータを得る。パティとロバートはビリーの意向を受け、サムを無視して和解を破棄し、ケイトを内部告発者として裁判を進める。サムはケイトの居場所をジョージにもらす。ジョージは自殺を図ったケイトを精神病棟に入院させ、ビリーを殺そうとする。パティはケイトの代わりにフランクを公判の証人に召喚するが、サムが同席して妨害し、ペトックはフランクの精神病歴を攻撃して信用を貶める。
ビリーはサムにトムの最後のメッセージを聞かせて良心に訴える。回心したサムは法廷で証人のジョージを追及し、依存性を知りながら販売したことを認めさせる。3社の弁護士グリフィン・ペトックはビリーを証人として呼び、サムと話し合いザックス社追及に関わったことで審理無効を求める。サムに代わってパティがビリーに反対尋問を行い、サムが巨額の代償と引き換えに、裁判を妨害していたことを聞きだす。ザックス社は敗訴しさらに巨額の賠償金が課せられるが、サムも司法妨害で罪に問われる見込みとなる。ビリーは疎遠だった娘デニスに再会する。
Wikipedia(弁護士ビリー・マクブライド)
感想・その他
主役のビリー・マクブライドを演じるのはビリー・ボブ・ソーントンという俳優で、1955年生まれの66歳(2021年現在)です。ドラマ『FARGO/ファーゴ』(シーズン1)の殺し屋役はかなり印象に残っています。私が観た映画では『シンプル・プラン』にも出演していたようですが、覚えていませんでした。さて、そのビリー・ボブ・ソーントンですが、結婚歴は6回というモテモテ振り。そのうち5人目の奥さんは、なんとあのアンジェリーナ・ジョリーでした。ビラット・ピッドと結婚する前の旦那さんが、このビリー・ボブ・ソーントンだったのです。そのアンジェリーナ・ジョリーの前には、結婚はしていませんが婚約までしていたとされる女優のローラ・ダーンがいます。彼女は『ジュラシック・パーク』シリーズなどに出演していますが、父親は俳優のブルース・ダーンで、そのブルース・ダーンはこの映画に主要な役どころで出演しています。そんな二人の共演、「うちの娘を弄びやがって」なんていうわだかまりは、アメリカ人にはないんでしょうね。
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