私的評価
映画『ブラックホーク・ダウン』を久しぶりに観ました。手持ちのDVDでの鑑賞です。
大好きで、定期的に何度も観ている映画です。しかし、これが飽きるということがありません。始めから終わりまで、きっちり楽しめると同時に、考えさせられる作品でもあります。
★★★★★
作品概要
監督はリドリー・スコット。原作はマーク・ボウデンの「ブラックホーク・ダウン アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録」。
脚本はケン・ノーラン。
製作はリドリー・スコット、ジェリー・ブラッカイマー。
主演はジョシュ・ハートネット、その他出演者にはユアン・マクレガー、トム・サイズモアほか。
2001年公開のアメリカの戦争映画です。ソマリア内戦への超大国による介入と、その失敗を描いたノンフィクション小説を映画化したものです。監督には『グラディエーター』や『ブラック・レイン』のリドリー・スコット、主演は『パール・ハーバー』のジョシュ・ハートネットです。
作品の紹介・あらすじ
かつて、米ソ冷戦時代、アメリカはエチオピアを支援するソ連に対抗してソマリアへの資金援助、武器供与を続けた。やがて、ソ連邦崩壊による冷戦終結とともに戦略的価値の低下したソマリアから手を引くアメリカ。米ソ撤退後、ソマリアでは氏族間の対立が表面化し、冷戦時代にもたらさされた大量の武器が内戦を激化させることとなる。世界の警察官を自負するアメリカは内戦を終結させるべく軍事介入するが、敵対するアディード将軍の本拠地への奇襲作戦に失敗、数百人のソマリア人と18名の米軍兵士の死者を出す結果となった。この時、米兵の死者がソマリア市民によって引きずり回されるシーンがテレビによって全米に放送された。これを機に、クリントン政権はソマリアから完全撤退、軍事介入は完全に失敗に終わった。米軍が経験したベトナム戦争以来最大の銃撃戦となったこのアメリカの軍事作戦を「グラディエーター」のリドリー・スコット監督がジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー主演で映画化した衝撃の戦争アクション。“市街地戦”という究極の無秩序、混沌状況における壮絶な戦闘シーンを臨場感たっぷりに描く。
1993年、泥沼化する内戦を鎮圧するためソマリアに兵士を派遣したアメリカ。なかなか収束しない内戦に焦り始めたクリントン政権は、10月3日、ついに敵対するアディード政権の本拠地への奇襲作戦を決行するため特殊部隊を投入した。作戦はものの1時間足らずで終了するはずだった。しかし、敵の思わぬ逆襲に遭い、ヘリコプター(ブラックホーク)が撃墜されてしまう。敵の最前線で孤立する兵士たち。やがて、救助に向かった2機目も撃墜されてしまう。その間にも、兵士たちは必死に応戦するが、一人また一人と仲間が倒れていく……。
allcinema(ブラックホーク・ダウン)
感想・その他
今回の何度目かの視聴で分かったことが二つあります。ヘリから落下するトッド・ブラックバーン上等兵役が、オーランド・ブルームということ。オーランド・ブルームといえば、『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『ホビット』シリーズですよね。またもう一つは、置き去りにされるランス・トゥオンブリー特技下士官役が、トム・ハーディだということ。トム・ハーディといえば、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に、最近では『ダンケルク』に出演しています。見たことある俳優さんがいっぱい出演していますが、この二人には全然気付きませんでした。この映画のおかげか、二人ともかなり出世しましたね。ただ、いつも思うのは、アメリカ兵とソマリア民兵の殺される時の感じ方です。同じ人間なのに、ソマリア民兵が虫けらのように殺されても、平気なんですよね…。
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